割礼の儀式に招かれました

 かなり蒸し暑さを感じるようになったローカル(アルオバイド市)で、割礼の儀式に招かれました。
 日本のスーダンコミュニティーでは赤ちゃんのときに割礼をしてしまうと聞いていたので、こちらでも最近は小さいうちにするのかと思っていました。招待されたお宅で、7歳の男子の儀式と聞いて驚きました。
 儀式のあと、その男の子は割礼した部分に服があたらないように、ジャラビアという白色の簡単服を身にまとい、頭に飾り物をつけ、長い剣をもち、手と足にはヘンナというもので色をつけ、大人の女性たちの雄叫びとともに剣を高く振り上げ、お香の煙が漂う中、ゆっくり歩きながら近所に挨拶回りをしました。
 痛いだろうに・・などと余分な心配をしながら、辛い儀式を越えた男の子の誇りを垣間見ました。
(4/24)

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